1. はじめに:私たちは「素手」で戦場に放り出された

こんにちは、ユニマネ!のkaiです。

前回の記事で、自動車学校代と旅行費で40万円以上の大赤字を出し、資産が半減したことを報告しました。

私たち今の大学生世代は、成人年齢が18歳に引き下げられ、高校を卒業した瞬間から「大人」として扱われます。 クレジットカードも作れるし、投資(NISA)も始められるし、ローンも組める。

しかし、肝心の「お金の守り方・増やし方」を、学校で詳しく教わった記憶があるでしょうか? おそらく、ほとんどの人が「NO」だと思います。

私たちは、武器も防具も持たずに、資本主義という戦場に素手で放り出されているようなものです。 だからこそ、私のように予期せぬ出費でパニックになったり、最悪の場合、詐欺やリボ地獄にハマったりしてしまう。

じゃあ、何で勉強すればいいの? 本屋で入門書を買う?

いえ、その必要はありません。 実は、金融庁が「最強の教科書」を無料で配っていることをご存知でしょうか。

今回は、私が勉強をする中でも「これは有料級だ」と感動した、金融庁公式のPDF資料をご紹介します。

2. 金融庁が本気を出した「基礎から学べる金融ガイド」

その資料の名前は、『基礎から学べる金融ガイド』です。

「お役所の資料なんて、どうせ文字ばかりで難解なんでしょ?」 そう思ったあなた。大間違いです。

逆に、このガイドブックの中身はイラストや図解だらけ。 フルカラーで非常に読みやすく、私たち若者に向けて「これだけは知っておいてくれ!」というメッセージが詰め込まれています。

全編を通して学ぶべきポイントは多いのですが、今回は特に「大学生が絶対知っておくべき3つのトピック」をピックアップして解説します。

3. ポイント①:クレジットカードの「リボ払い」という罠

このガイドの中で、私が一番ゾッとしたのが「使う(信用)」の章です。 特に、クレジットカードの仕組みについての解説は必読です。

大学生になると、多くの人がクレジットカードを持ちます。 私も楽天カードと三井住友カード(NL)を愛用しており、先日もおよそ30万円の支払いでポイントをゲットしました。 しかし、カードには「リボ払い(リボルビング払い)」という悪魔のシステムが存在します。

ガイドブックでは、金利(手数料)の怖さが分かりやすく解説されています。 例えば、実質年率15%でリボ払いを続けると、最終的にどれだけの利息を払うことになるのか。

  • 一括払い: 手数料0円
  • リボ払い: 元本が減らず、永遠に利息を払い続ける「借金地獄」

私は「手数料の無駄」を何より嫌う性格ですが、知識がないまま「月々の支払いが安くなるなら」と安易にリボ設定をしてしまう学生は少なくありません。 これは、カード会社にとっては「ドル箱」ですが、利用者にとっては「資産形成のゴールを遠ざける最大の敵」です。

このPDFを読むだけで、「なぜリボ払いがダメなのか」が数字で理解できます。 これを知っているだけで、将来数百万円の損失を防げるかもしれません。

4. ポイント②:投資の「三原則」と複利のパワー

次に、今話題の「増やす(投資)」の章です。

新NISAが始まり、私の周りでも「投資を始めたい」という友人が増えました。 しかし、「どの銘柄が儲かる?」「ビットコインはどう?」といったギャンブル的な視点を持っている人も多いのが現実です。

このガイドでは、投資の基本にして奥義である「長期・積立・分散」の3つが、なぜ重要なのかが論理的に説明されています。

  1. 長期: 時間を味方につけて、複利効果を最大化する。
  2. 積立: 買うタイミングを分散させ、高値掴みを防ぐ(ドルコスト平均法)。
  3. 分散: 投資先を世界中に分け、リスクを減らす。

私が新NISAで「S&P500」ではなく「オルカン(全世界株式)」を選んでいる理由も、まさにこの「分散」を重視しているからです。

また、「72の法則」(お金が2倍になる期間を計算する式)などの豆知識も載っており、投資へのモチベーションを高めてくれます。 銀行の窓口に行くと、手数料の高い商品を勧められることがありますが、このガイドを読んで「投資のモノサシ」を持っておけば、カモにされることはありません。

5. ポイント③:自分を守る「金融トラブル」への防衛力

最後に、一番重要なのが「備える(トラブル防止)」の章です。

皆さんは、こんな誘い文句を聞いたことはありませんか?

  • 「月利20%で絶対に儲かる投資がある」
  • 「USBメモリに入った投資ソフトを買えば、すぐに元が取れる」
  • 「先輩紹介でしか入れない特別なビジネスがある」

これらは全て、大学生をターゲットにした詐欺(またはマルチ商法)の常套句です。 残念ながら、キャンパス内やSNSには、こうした罠が溢れています。

ガイドブックでは、具体的な詐欺の手口や、困ったときの相談窓口(「188」消費者ホットラインなど)が紹介されています。 「うまい話には裏がある」。 この当たり前のことを、公的機関が具体例とともに警告してくれているのです。

私がブログで「資産150万円を目指す」と公言していますが、もし詐欺に遭って50万円を失えば、積み上げてきた努力は一瞬で水の泡になります。 「攻め(投資)」の前に「守り(詐欺対策)」を固める。 そのための知識が、このPDFには網羅されています。

6. 19歳の私が実践する「ガイド活用法」

    私はこのPDFをスマホに保存(ブックマーク)しているのですが、真面目に勉強するためというよりは、「自分の投資方針がブレないための軸」として使っています。 具体的には、この2つの使い方がおすすめです。

    ① 投資以外の「知識の穴」を埋める
    新NISAを始めると、どうしても「どう増やすか(投資)」ばかりに意識がいきがちです。 しかし、このガイドには投資だけでなく、「社会保険(病気になった時の手当」や「奨学金・ローンの仕組み」など、大学生が知っておくべき守りの知識が網羅されています。

    「投資は順調だけど、保険とか税金のことはサッパリ…」という状態は、危険です。 私は「自分が見落としている知識がないか?」を確認するためのチェックリストとして、たまにこのガイドを読み返して、知識のバランスを整えています。

    ② 「ほったらかし投資」への自信を深める
    私は普段、NISAの評価額をほとんど見ません。 日々の値動きに一喜一憂しても意味がないと分かっているからです。

    ですが、ニュースやSNSなどで「株価下落(暴落)!」「今は売るべき!」といった騒がしい声が聞こえてくることもあります。 そんな時、このガイドの「長期・積立・分散」のデータを思い返し見返します。 「過去のデータを見ても、長く持ち続けることが一番負けない」という事実を再確認することで、「よし、やっぱり今のまま放置でいいんだ」と、自分の「気にしないスタイル」に理論的な自信を持つことができます。 周りの雑音をシャットアウトして、堂々と放置するための「理論武装」として使っています。

    7. まとめ:無料の「防具」を装備しよう

    今回は、金融庁の『基礎から学べる金融ガイド』を紹介しました。

    【この記事のまとめ】

    • 大学生は「金融リテラシー」という武器を持たずに社会に出ている。
    • 金融庁のPDFガイドは、無料かつ最強の教科書である。
    • 「リボ払いの罠」「投資の三原則」「詐欺対策」は必読レベル。

    書店に行けば、1,500円くらいで「投資入門」のような本がたくさん売られています。 もちろん良書もありますが、中には著者のポジショントーク(自分の商材を売りたいなど)が含まれている場合もあります。

    その点、このガイドは金融庁が作成しているため、中立性が極めて高いです。 特定の金融商品を売りつけられる心配もありません。

    これから投資を始めたい人、バイト代の管理に悩んでいる人、そして私のように家計が火の車になっている人。 まずはこの無料のPDFをダウンロードして、通学電車の中で10分だけ読んでみてください。

    その10分が、将来のあなたの資産を数百万円単位で守ることになるかもしれません。

    ▼ 金融庁「基礎から学べる金融ガイド」 https://www.fsa.go.jp/teach/kou4.pdf

    正しい知識という「防具」を身につけて、一緒にしたたかに資産形成を続けていきましょう!

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