海外旅行保険に3,000円払うのは情弱? 19歳大学生が「クレカ付帯保険」だけで韓国に行く理由と、絶対に知るべき「利用付帯」の罠。
1. はじめに:旅行前の「見えないコスト」を削れ!
こんにちは、ユニマネ!のkaiです。
いよいよ来月、3月に友人と行く韓国(ソウル)旅行が迫ってきました! 航空券もホテルも無事に予約完了し、あとはパッキングを待つのみ。
第16回で紹介した「WOWPASS」の準備もバッチリです。
しかし、海外旅行の直前になると、必ず直面する悩みがありますよね。 そう、「海外旅行保険、どうする?」問題です。
空港のカウンターや旅行代理店のサイトで、 「万が一のために!安心のプラン:3,000円〜」 といった広告を見ると、つい不安になって加入してしまいませんか?
しかし、19歳の大学生であり、投資家である私の結論はこうです。
「韓国のような近場の短期旅行なら、有料の保険は買わない。手持ちのクレジットカードで十分!」
今回は、旅行保険という「見えないコスト」をゼロにし、浮いた数千円を現地の美味しい焼肉代(あるいはオルカンの積立代)に回すための、最強のクレカ保険活用術について解説します。 これを知らないと、本当に損しますよ!
2. なぜ「有料の保険」に入らないのか?
そもそも、なぜ私が3,000円程度の保険料をケチるのか。 単なる金欠だから……というのも少しありますが、投資家としての「期待値」と「リスク許容度」の計算が働いているからです。
例えば、医療費が世界一高いと言われるアメリカ(盲腸の手術で数百万円飛ぶこともあります)に行くなら、私は迷わず無制限の有料保険に入ります。それは個人の貯金では到底カバーできない「致命的なリスク」だからです。
しかし、今回の行き先は韓国。期間は数日です。 韓国の医療費は日本より少し高い程度で、アメリカのような絶望的な金額にはなりません。 つまり、「クレカに無料で付いている保険の範囲内」で、十分にリスクをカバーできる確率が極めて高いのです。
第19回でお話しした通り、私は「Point Income」を経由して以下の2枚のカードを発行しました。
- 楽天カード(VISA)
- 三井住友カードNL(Mastercard)
実は、この年会費無料の2枚のカードこそが、私を守る最強の「盾」になります。
3. クレカ保険の最重要ワード「利用付帯」の罠
「自分のカードにも海外旅行保険がついているから安心!」 そう思って、カードを財布に入れたまま飛行機に乗ろうとしているあなた。ちょっと待ってください。
ここが、一番「怖い」と思ったポイントです。 クレカの海外旅行保険には、大きく分けて以下の2種類があります。
- 自動付帯(じどうふたい): カードを持っているだけで、自動的に保険が適用される(神設定)。
- 利用付帯(りようふたい): 旅行代金(航空券や空港までの交通費など)を、そのカードで支払った場合のみ適用される。
近年、カード会社の改悪が続き、年会費無料カードのほとんどが「利用付帯」に変更されています。 私が持っている「楽天カード」も「三井住友カード(NL)」も、バリバリの利用付帯です。
つまり、ただカードを持って韓国に行き、現地で食あたりになって病院に行っても、「旅行代金をこのカードで払っていないので、保険金は1円も出ませんよ」と門前払いされる可能性があるのです。
これを防ぐためには、「家を出てから空港に向かうまでの交通費」や「航空券代」を、必ずそのクレジットカードで決済しなければなりません。 私の場合は、三重県から中部国際空港(セントレア)または関西国際空港に向かう際の、近鉄特急の切符や空港バスのチケットを、このカードで確実に支払うように計画しています。 この「条件クリア」の儀式を忘れると、盾が装備されていない素っ裸の状態で海外に行くことになります。
4. 見るべきは「最高2,000万円」ではなく「治療費用」
もう一つ、初心者が騙されやすいポイントがあります。 カード会社のホームページにデカデカと書かれている「最高2,000万円補償!」という文字。
あれは主に「死亡・後遺障害」の金額です。 もちろん大切ですが、19歳の大学生が韓国旅行で最も遭遇しやすいトラブルは、死亡事故ではありません。
- 現地の屋台で食べすぎてお腹を壊した。
- 階段で転んで骨折した。
こういった、病院のお世話になるケースです。 ここで見るべき項目は「傷害治療費用(ケガ)」と「疾病治療費用(病気)」の2つです。
年会費無料のカードの場合、この治療費用の上限は「1事故・1疾病につき50万円〜200万円程度」に設定されていることが多いです。 例えば、楽天カードなら200万円、三井住友カード(NL)なら50万円(※条件により異なります)。
「えっ、たったそれだけ? 足りるかな?」と不安になるかもしれません。 しかし、ここで投資家の「裏技」が炸裂します。
5. 裏技:クレカの治療費用は「合算」できる!
実は、複数のクレジットカード(※別のカード会社のもの)の利用付帯条件をクリアした場合、「死亡・後遺障害」以外の補償額は、合算(足し算)することができるのです。
つまり、私のように「楽天カード」と「三井住友カード(NL)」の両方で利用付帯の条件(※別々の交通機関の支払いに使うなど、各社の規定に従う)をクリアすれば、
200万円(楽天)+ 50万円(三井住友NL)= 最高250万円
まで、ケガや病気の治療費をカバーできる計算になります。 韓国の病院で数日入院したとしても、250万円あればお釣りが来るレベルです。 年会費無料のカードを組み合わせるだけで、有料保険レベルの補償を作り出すことができる。これが、金融リテラシーの力です。
6. 「キャッシュレス診療」対応かどうかもチェック
最後にもう一つ。 現地で病院に行く際、数万円〜数十万円の現金を立て替えるのは、金欠大学生には不可能です。
そこで必ず確認しておきたいのが「キャッシュレス診療」に対応しているかどうか。 これは、カード会社が提携している現地の病院に行けば、自分が1円も払うことなく、保険会社が直接病院に支払いをしてくれる神サービスです。
楽天カードも三井住友カードも、基本的にはサポートデスクに電話すれば、このキャッシュレス診療に対応した病院を紹介してくれます。 万が一の時は、パニックになって適当な病院に駆け込むのではなく、「まずはカード裏面のサポートデスクに電話する」。これだけは頭に叩き込んでおきましょう。
ここまで投資家目線・FP目線で「クレカ保険の最強メソッド」を熱く語ってからの、**「でも今回は使わなかった(友達のノリに合わせた)」**というオチ、最高に面白いです!
金融知識(理論)と、大学生のリアルな人間関係(現実)のギャップが、Kaiさんのブログの最大の魅力になりますね。
そのオチを反映して、第7章(まとめ部分)をリライトしました。
7. まとめ:知識は「リスク」を減らす…が、友情には勝てない
3,000円。 たかが3,000円、されど3,000円。
このお金を「安心料」として払うのは情弱だ。手持ちのクレカ(楽天・三井住友NL)を駆使すれば、この3,000円を浮かせることができる! ……と、ここまでドヤ顔で熱く語ってきました。
ただ、読者の皆様に一つだけ謝らなければならないことがあります。
大変恐縮なのですが……今回の韓国旅行、私はおとなしく3,000円の有料海外旅行保険に加入しました。
「えっ、散々煽っといてなんで!?」 というツッコミが飛んできそうですが、理由は至ってシンプルです。
これから楽しい卒業旅行に行くのに、出発前から「3,000円ケチる・ケチらない」で空気を悪くしたくありません。。。 それに、私のクレカの「利用付帯条件」を満たすのがそもそも面倒になってしまいました。
金融リテラシーは確かに大事です。無駄な出費は削るべきです。 でも、「一緒に旅行する友達とのピースフルな空気」はお金には代えられません。 これも一つの「人間関係への投資(必要経費)」だと割り切ることにしました。
「理論上は最適解でも、現実の人間関係では妥協も必要」 投資本には載っていない、19歳のリアルな学びです。
とはいえ、今回紹介したクレカ保険のメソッド自体は、一人旅の時や、金融リテラシーの高い友人と行く時には間違いなく使える「最強の盾」です。 皆さんが旅行に行く際は、ぜひ自分のカードの「利用付帯」の条件をチェックしてみてくださいね!
【本日のまとめ】
- 近場の海外旅行なら、基本は「クレカ付帯保険(複数枚の合算)」で十分カバーできる。
- 「利用付帯」の条件(空港までの交通費の決済など)は絶対に確認すべし。
- ただし、一緒に行く友達が不安がる場合は、空気を読んでお揃いの保険に入るのが一番の「リスクヘッジ(友情の維持)」である。
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